あおくま堂おび
マンガでわかる催眠術の仕組み
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【ヒュプノ(ヒプノ)について】

 
 ヒュプノ(ヒプノ)とは催眠でありヒュプノセラピーとは催眠療法のことを指します。
 
 では、催眠とは何か?と言う事になりますが、一般的には催眠術(手段)を使い、被験者を催眠状態にし、暗示をいれてショーを行う、または治療する事をいいます。
 
 どうもみなさんの印象は、TVの影響なのか、ショーの部分の“操られる”もしくは“自分の意思とは関係無しに何か言わされたり、やらされたりする”のではないか?と考える方が多いみたいですが、実際はそういうものではありません。
 確かにTVではそのようになっているように見えます。しかし、本来の催眠状態というのは、自分自身の理性や正義に反することは絶対にしません。
 催眠術では『銀行強盗や自殺をさせる事は出来ない。』と言われます。つまり、催眠状態とは、常に自分があり、そこに自分の理性や常識が存在しますので、本当にやりたくない事や、言いたくない事は言いません。もちろん記憶も消せません。
 
 では、なぜTVではあのように恥ずかしい行為をする事ができるか……なのですが、よくよく考えてみてください。TVに出ている人は基本芸能人です。その人たちは、通常の人では考えられない事を普通にできます。極端に言ったら、シラフで公園で『歌ってください』と言われたときにカメラさえ回っていれば『歌える』人達なのです。また、恥ずかしい格好して街を歩ける人も少なくありません。特にお笑いの芸人さん達ともなれば、そのレベルは常人の常識を超えます。
 また、それを『おいしい』と思える人たちなのです。TVのカメラの前や人前で、普通なら恥ずかしい事を、“シラフ”でも『出来る』人達なのです。
 そんな人達ですから、催眠術にかかった時に、『恥ずかしい踊り』も出来るわけです。
 
 
 本来、催眠状態とは人が普段意識して使うことが事が出来ない、無意識とコミュニケーションを取る事ができる状態なのですが、人間の脳は意識している部分、つまり、通常ご自身で認識している全ての部分(五感や意識)は脳全体の10パーセント未満しか使えていないと言われています。
 では、残りの90パーセント以上は何をしているのでしょうか?
 
 それは、自分の記憶や、癖、また自律神経や内臓を動かす部分が存在します。(不明な部分もたくさんあると思いますが。)
 記憶とは、考えている時は確かに意識下にあるでしょうけど、普段は意識していないので、無意識の領域です。また、実際はとっても鮮明に覚えていて、意識下で思い出せることはその表面の部分だけです。
 
 例えるなら、『ライオン』を思い出してみてください。
 
 大人の方なら大半は一度や二度は見たことありますよね?
 どうでしょうか?イメージできましたか?
 
 『たてがみがあって』『4本脚で』……となんとなくライオンをイメージできると思います。
でも、しっぽの形、手の爪の形、毛並までリアルにイメージできる人は少ないと思います。
 
 しかし、これが眠っている状態。つまり睡眠時にみる夢であったらどうでしょうか?一度位は夢で見た事あるでしょうか?恐らく、“目の前にいる”位リアルに見え、場合によっては“襲われる恐怖”すら感じた人もいるはずです。
 これは、ライオンでなくてもかまいません。(得意な物ならリアルにイメージできるので、、)
 
 例えば、子供の頃の友達の顔など、見れば(会えば)わかるけど、、、、みたいな場合でも、夢で出ると不思議と当時のそのままの姿をリアルに見る事ができます。
 これが、無意識の領域の記憶です。極端に言ったら、子供のころ友達と遊びに行った所の風景や景色、公園の木の本数まで、全て覚えています。
 
 催眠状態とはつまり、起きているにもかかわらず、この記憶やイメージを使用したりする事ができる状態になります。
 
 もちろん催眠状態にも個人差(程度)があるので、全ての記憶を引き出せる人は少ないのは確かですが、それでも、かなりの記憶が使えるようになります。
 
 よく、催眠状態は、起きている状態と、寝ている状態の中間くらいの感じと言われています。
 電車の中で『ウトウト』していて気持ち良い状態です(寝てたらダメです)。気持ち良いけど、自分が降りる駅が来たら降りれるくらいの状態です。
 この状態は、寝ているわけではないので、身の危険が迫った時はまさに“最大の防御反応”が出ます。つまり、意識が薄い分、動物的に本能で自分を守ろうとします。
 その為、今まで自分が反復で身につけてきた、常識に反することをもっともせず、さらに、自分の身を守る事を最優先とします。
 
 
 この状態。つまり意図的に作り出した“ウトウト状態”ですが、動物的な本能が優位になります。つまり、ご本人様と術者との間の信頼関係分だけ言う事を聞いてあげてもいいし、この状態が“面白い”“楽しんでみたい”“言う事を聞いた方がお得”とご自身が思えば、いろいろな事が可能になります。
 
 そして、ここがポイントですが、脳の深層の部分が意識でき、コミュニケーションを取る事ができますので、どんな病気や怪我でも、『この病気や怪我が治ります』『この痛みを無くしたい』『この癖を治したい』と本気のスイッチを入れられます。
 例えるなら、小さい子供のころにおなかが痛くて、お母さんに『すぐ良くなるからね。』と、おなかを擦ってもらったスイッチが大人でも入りますし、それを自分で自分にお願いするので、より強力に入ります。
 
 でもまだ怖いですか?
 
 では、こんなお話。
 
 催眠術は『楽しい!』『得をする(治療効果が見込める)』といった、ご本人様にとって10パーセント未満ではなく、心の底(90パーセント以上)がメリットがあると思ったことしか、術者の思う通りにはできません。
 
 つまり、催眠術とは、『ご本人様が望むもの』しか“操れない”事になります。
 
 でもこれ……“操っている”っていうのでしょうか?
 
 違いますよね。ご本人様の心の奥底にあるものを叶えるためのお手伝いをしているにすぎません。
 最初のTVのお話に戻るならば、“面白い催眠術にかかったほうがウケる!おいしい!”“TVに出る時間が増える”“次も仕事がもらえるかも”といった、芸能人の“望む事”を叶えているだけなのです。つまり、これもその人なりのメリットなのです。
 
 通常は、その人にとって、絶対したくない事までかかりません。これは絶対です。
 
 催眠術にかかって、“椅子から立てなくなる”位なら、お友達との会話や、ブログのネタにはちょうど良いと考える人が多いはずです。
 しかし、料理人が“水がコーヒーの味になる”は、通常の人ならネタとして面白いですが、料理を仕事としている人は、無意識が一瞬でも味覚がおかしくなると、明日から料理が作れなくなるかもしれないと思うとかからないかもしれません。
 その位ご自身で選択的にかかる事ができますので、治療目的なら『痛み』はいらないですよね?そう思っていただいているなら、問題ありません。
 
 この脳の仕組みを利用しない手はありません。
 
 ここまで読んでみると、うまく使えば、治療においては絶大な威力を発揮するのがわかると思います。
 
つまりそれは皆さんの
 
『痛みを取りたい…』
『辛い症状を治したい…』
『悪い癖を治したい(病気や怪我でついてしまった癖も含む)』
『昔のように痛くない生活をしたい』
『自分が持っている力や能力を発揮したい!』
 
 という望みを、深層の脳に働きかける事により、体全体でスイッチが入り、痛みを和らげ、治癒能力、免疫力を高めます。
 
 
 通常、心身ともに健康な大人であれば、普通に意識がありますので、やりたくないことはしませんので、ご安心して来院、体験してみてください。
 
 注意するようなことはほとんど思いつきませんが、その時すこしウトウトする(気持ちよくなる)以外の副作用(?)が思いつかないので、終わった後スッキリ目が覚めるまで帰らないでください。
 特に、時間が気になるとき(次の用が迫っている時)は、気持ちが焦るため、かなりかかる率が下がりますので時間の余裕がある時にご来院ください。
 
 
 
それでもまだ怖いと思っているあなた…
では客観的な事実から。
 
 本当に催眠術が皆様の大半の方が思うように、ご本人の望まない事をやらせる事ができるのだとしたら、私が看板を出して【催眠術できます!】なんて、書いたら普通に悪い人に狙われると思いません?
 
 そもそもがそういった人達の、表に出てこない、闇の技術になっていると思いませんか?
 
 それに海外旅行とか行ったら、そのような危ない技術者ならば【国内立ち入り禁止】とかで、拒否されても不思議じゃないですよね?
 
 聞いたことありますか?○○の国は洗脳されるかもしれないから、催眠術師出入り禁止って。
 
 何より、昨日今日できた技術ではありません。それを踏まえたうえで、今の規制の多い日本で、そんなに危ないものならば、悪い事されないように、医師や薬剤師のように、国家資格として、国が絶対管理すると思いませんか?
 
 結局それが答えです。そういう事が出来ないからする必要が無いのです。
 本当は怪しくも無ければ、危険でも何でもないのです。
 それこそTVではその一部を、面白く紹介しているだけです。
 
 まずは『楽しい催眠術体験』で良いので一度体験しに来てください!
 
 もちろん、白衣を着てはいますが、そんなにかしこまらなくても、お一人でもお友達と一緒でも気軽にいらっしゃってくださいね!
 
 
※ヒュプノ(催眠)は、未成年(高校生もしくは18歳未満)の方は、保護者の同意、または同席が必要となりますのでご注意ください。また、中学生は保護者の同席が必須条件となります。
※催眠術自体は特に副作用があるものではありませんが、妊婦さんにとっては、わざわざ妊娠中にすることではないと思いますので、基本お断りいたします。(どうしてもという方は、かかりつけ医のご相談のうえでいらしてください)
※小学生以下(特に10歳以下の子供)は、セラピーも、同席もできませんのでご了承ください。
※ヒュプノは様々な心身の不調に大変効果的なセラピーですが、医療行為ではありませんの、ご自身の自己責任で、ご理解の上でのセラピー、カウンセリングになりますのでご了承ください。
 また、医学的な治療や、薬の服用に置き換えることなく、医師に診断や治療を受けている場合は、必ず医師の指示に従ってください。心身的な不調が深刻な場合は、まず医師にご相談ください。

 
『楽しい体験催眠術』
『ヒュプノ鍼』
『鍼麻酔体験』
『プチヒュプノセラピー』
『ヒュプノセラピー』
 
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